『エンパワーメント』
って、聞いたことあります??
エンパワーメントのエンは、ゲーム好きの人なら「エンブリザ」のエン
っていうと伝わるかな??
・エンパワーメントとは・・・
『Enhance』+『Power』 ⇒『Empower』
高める 力 力を与える
ドラクエでいうところのバイキルトですねw
福祉の世界でこのエンパワーメントという言葉はとても重要な意味を持ちます。
一昔前の福祉の考え方は
「弱い立場の人に何らかの施しを行う。これにより施しをした本人も徳を積む」
というある種の宗教的な思想から生まれた支援が主流でした。
例えばディズニーの『クリスマス・キャロル」という映画にもその辺りに
よく表れているかと思います。
福祉の世界でこのエンパワーメントという言葉はとても重要な意味を持ちます。
一昔前の福祉の考え方は
「弱い立場の人に何らかの施しを行う。これにより施しをした本人も徳を積む」
というある種の宗教的な思想から生まれた支援が主流でした。
例えばディズニーの『クリスマス・キャロル」という映画にもその辺りに
よく表れているかと思います。
しかしそれではうまくいかない事に世界が気付き始めたのは90年代頃からでしょうか
・ある技術者たちの話
アフリカの貧困地域等に水道を整備したり衛生環境を整える活動をしていた方々が
いくら水道を作ってあげたりインフラを整えたりしても、そこに住む人々が
それを修繕したり、自分たちで維持管理できなければやがて水道は使えなくなり
そうなると誰も直せなくなってまた元の生活に戻ってしまう・・・
そんな事態を目の当たりにして気付いたそうです。
「何かをしてあげるのではなく、人々を教育し、技術を教え、彼ら自身の手で
そのインフラを維持できるようになっていかなければ自立に繋がらない。」
・・そう考えた技術者たちは、現地の人々に水路を引くところから教え、
修繕の方法や部品の手に入れ方等もレクチャーをした結果、
その後水道は永くその地域で使われ続けるようになった、とのことです。
福祉の世界でも、次第にそうした考え方が浸透していきました。
・いろんな形のエンパワーメント
そうは言っても、「知識や技術を教える事」そのものはただの教育です。
そして、介護や障がい、更生保護、生活困窮、虐待、権利擁護等々
様々な課題を抱える福祉業界ではこの教育的なエンパワーメントでは解決できない
事が数多く存在します。様々な現場で、多様な困難と向き合う中でこの
エンパワーメント的な支援の考え方も徐々に進化を遂げてきました。
・ご本人の持っている力を引き出す事で生活の質を高めるというエンパワーメント
・公的資源や個人のマンパワーを借りながら困りごとを解決するエンパワーメント
・一時的に公的資源等を頼りつつ知識技術を身に着けて自立を目指すエンパワーメント
・ご本人が気づいていない力や資質に着目し、それを伸ばしていくエンパワーメント
私はこのエンパワーメントという支援理念を最も重要視しています。
特定の誰かに依存するのではなく、その方が持っているお力を引き出しつつ、色んな資源を活用しながら、その方がよりよい人生を歩めるように一緒に悩み、考えていく。
心理士の言葉を使えば
「スモールステップで学習計画を立てて行動の改善を図る」
行動療法的な考え方でもあり
(※個人的な話ですが、師の教えから私は認知行動療法と行動療法を区別しません)
「その人の心の叫びを傾聴し、受容し、共感する」
パーソンセンタードアプローチ的な支援理念でもある。
私の中にあるすべての引き出しを使って、
今目の前にいるあなたの引き出しをエンパワーメントする・・・
これが私にとっての支援理念であり、いつどこにいてもこの考えは変わりません。
少し硬い話になってしまいましたが
『あたながあなたらしく生きるためにできること』
を一緒に悩み、考えられる人間でありたいと思います☆
・ある技術者たちの話
アフリカの貧困地域等に水道を整備したり衛生環境を整える活動をしていた方々が
いくら水道を作ってあげたりインフラを整えたりしても、そこに住む人々が
それを修繕したり、自分たちで維持管理できなければやがて水道は使えなくなり
そうなると誰も直せなくなってまた元の生活に戻ってしまう・・・
そんな事態を目の当たりにして気付いたそうです。
「何かをしてあげるのではなく、人々を教育し、技術を教え、彼ら自身の手で
そのインフラを維持できるようになっていかなければ自立に繋がらない。」
・・そう考えた技術者たちは、現地の人々に水路を引くところから教え、
修繕の方法や部品の手に入れ方等もレクチャーをした結果、
その後水道は永くその地域で使われ続けるようになった、とのことです。
福祉の世界でも、次第にそうした考え方が浸透していきました。
・いろんな形のエンパワーメント
そうは言っても、「知識や技術を教える事」そのものはただの教育です。
そして、介護や障がい、更生保護、生活困窮、虐待、権利擁護等々
様々な課題を抱える福祉業界ではこの教育的なエンパワーメントでは解決できない
事が数多く存在します。様々な現場で、多様な困難と向き合う中でこの
エンパワーメント的な支援の考え方も徐々に進化を遂げてきました。
・ご本人の持っている力を引き出す事で生活の質を高めるというエンパワーメント
・公的資源や個人のマンパワーを借りながら困りごとを解決するエンパワーメント
・一時的に公的資源等を頼りつつ知識技術を身に着けて自立を目指すエンパワーメント
・ご本人が気づいていない力や資質に着目し、それを伸ばしていくエンパワーメント
私はこのエンパワーメントという支援理念を最も重要視しています。
特定の誰かに依存するのではなく、その方が持っているお力を引き出しつつ、色んな資源を活用しながら、その方がよりよい人生を歩めるように一緒に悩み、考えていく。
心理士の言葉を使えば
「スモールステップで学習計画を立てて行動の改善を図る」
行動療法的な考え方でもあり
(※個人的な話ですが、師の教えから私は認知行動療法と行動療法を区別しません)
「その人の心の叫びを傾聴し、受容し、共感する」
パーソンセンタードアプローチ的な支援理念でもある。
私の中にあるすべての引き出しを使って、
今目の前にいるあなたの引き出しをエンパワーメントする・・・
これが私にとっての支援理念であり、いつどこにいてもこの考えは変わりません。
少し硬い話になってしまいましたが
『あたながあなたらしく生きるためにできること』
を一緒に悩み、考えられる人間でありたいと思います☆
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