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レストルームってレストランの事だと思っていた時期もありました




休息について

事実!一流と二流は「休み方」に大差がある | リーダーシップ・教養 ...








●外出自粛

室内にこもる時間が長いと気持ちが鬱屈しますね。

今日は晴れて天気も良いのでお散歩にでも、と思ったら多くの人が同じことを考えていたようで、道々に人があふれてました。
買い物だったり散歩だったり。お店も多くが閉まっているからか、どこか目的地があるというよりも体を動かしたい人がたくさん。


風通しの良い環境で、人が密集しているわけではないので感染症の拡大に影響はないでしょう。それよりも、外出自粛でいかにみなさんの心と体がストレスを感じていたのかよくわかりました。



●ストレスについて
ストレス=悪いもの、だと思っていませんか?

ストレスとは心理学的的には

「よくも悪くも刺激、情報全般」

の事を指します。


例えば昇給した、婚約した、これらはとてもおめでたいことですが、同時に様々な生活の変化を伴うライフイベントです。その環境の変化自体は「ストレス」になるわけですね。

これが元気な心の状態だったり、そのストレスが自分にとって「対処可能」だったりすると、心に負担を感じるようなネガティブな出来事にはなりません。


ところが、これが心が弱っている時、あるいは自分にとって「対処できない」事態だったりすると、じわじわと心の負担になったり、一気に重たい気分になるかもしれません。


例えばパソコンやスマホから、目を通して伝わってくる情報もストレスです。
「ブルーライト」という光の刺激であったり、映像や音等の刺激、ひとによっては「電波が脳に刺さるように感じる」という人だっています。


元気な時だとパソコンやスマホを長時間触っていても苦にはならないのですが、うつ症状等メンタルの症状があらわれて脳が負担感を感じている時には、パソコンやスマホの情報も脳にとっては「とても苦痛で不快な情報」だと感じます。
脳疲弊している所に、さらにたくさんの情報が入ってきてキャパシティーオーバーになってしまうんですね。


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よく、ストレスとそれに耐えられる耐性(ストレス耐性は)ゴムボールのように例えられます。
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空気がたくさん入ったゴムボールはストレスを感じてもすぐに跳ね返ってくる。

でも空気が抜けている弱ったボールは、へこんだ形が元に戻りません。

空気をまた入れてあげる事=休息・回復が必要ですね。


●疲れた心と体に運動が効く!?
みなさんは「休息」という言葉を聞くとどんなことを思い浮かべますか?

『ベッドに寝そべってゆっくり過ごす。』
『お風呂やマッサージでリラックスrする。』


こんなイメージをお持ちではないでしょうか?


DQXI】ドラクエの勇者たちはひとつのベッドにどうやって寝るのか判明 ...


もちろんこれらも休息です。
このような休息は「パッシヴレスト」と呼ばれています。

パッシヴ、つまりあまり活動的でない休息ですね。


逆に活動的な休息って休息できてないじゃん!?て思う方、手を挙げてください🙋



そうですね、全力疾走🏃したりフルマラソンする事が休息だとは思えませんよね😅


ところが、体を動かす休息の取り方というのがあるのです。

例えば、部活やスポーツの経験がある方はイメージしてみてください。

激しい運動の後には必ずクールダウンをしますね。

そして、ストレッチ等で筋肉をほぐします。


人間の体の中には血液、リンパ液等が循環していて、血液は新鮮な酸素を全身に送り届けようとしてくれます。その血液を送り出すためのポンプの役割をしているのが筋肉です。

この筋肉ですが、使われないと固くなって、伸縮性が弱くなって、結果として血液を送る量も省エネを始めます。日ごろの活動量が少ないと、人間の体は自然と「省エネモード」に入るのですね。

筋肉が収縮するメカニズムを簡単に解説 | スイムコーチ/トレーナー尾崎優作

省エネモードになると、血液が送られる量も低下する、ということは新鮮な酸素が運ばれてくる能力も低下、老廃物を外に送り出す新陳代謝の動きも低下します。


実は、外出自粛をしているみなさんの体はまさにこの省エネモードの状態です。
省エネモードになると新陳代謝が低下する、ということは結果として

『疲れが残りやすくなる』『疲労がたまりやすくなる』

というデメリットがあります。

では疲れやすくなってしまった体の疲れを取るにはどうしたらよいでしょう?


●アクティブレスト
先ほどスポーツ選手のクールダウンやストレッチの例を挙げましたが、
このように体を動かすことによる休息を「アクティブレスト」と呼びます。

省エネモードに入ったからだの疲れを取るのにも、このアクティブレストが有効です。

アクティブレストとは、活動的な動きを取り入れる事で体内に新鮮な酸素を取り込んだり血液循環を改善し、それによって体を回復させることを言います。


はじめに、「今日は特に外に散歩する方が多かった」というお話をしました。
実はその人たちは、自然と「アクティブレスト」を取っていたのです。

一日中部屋の中で閉じこもって窮屈な思いをしていると体がなまる・・・

寝る時間が増えてしまってかえって睡眠が浅くなって寝ても寝ても眠たい

そんな風に感じられたことはないでしょうか?

疲れたから休息⇒パッシブレスト、が実は最適な休息ではないかもしれない・・・それどころかむしろ、アクティブレストとパッシブレストをバランスよくとることが最も効果的な休息の取り方なのです。


特に一日デスクワークの多い方は同じ姿勢でいる事が多いかと思います。同じ姿勢でいると、筋肉が収縮し、一部の血行が停滞します。それがストレス、だとしたらそのストレスを解消するためにはアクティブな休息をとることで「日ごろ使っていない部分の筋肉が刺激」され、血流が改善します


●日ごろ使っていない部分を使う!!
これは脳にも言える事です。

例えば情報処理系の脳ばかりを使っている方は、時々感情を刺激するような活動をすることが脳の疲労回復に役立ちます。

あるいは、パソコン作業が多い=視覚刺激が多い場合には「聴覚」や「嗅覚」を使ってあげる事も疲労の改善に役に立ちます。


大事なことは

①日ごろ使いすぎて疲れてる機能は休ませてあげる

②使っていない機能を意識して使ってあげる

③筋肉だけでなく脳や感覚器も含めて、アクティブとパッシブのバランスよく休ませる


この3点です。

時々メンタルの調子が優れない方が、医師から軽い運動を進められて「運動できるような状態じゃないのに」とお気持ちを落とされる方がいらっしゃいますが、「運動」だけでなく「普段よく使う視覚や聴覚以外の感覚に意識を向ける」事でも大丈夫です。ベッドの上で手足をぶらぶらさせたり、寝転がってできるストレッチでも大丈夫です。

それも難しいなら今は「パッシブレスト」を選択するべき時期なのでしょう。


どうか、焦らずくさらず、ご自身の心と体に向き合ってあげてくださいませ。

大変な時です。感染症の予防の中には「免疫力の向上」も含まれます。
アクティブレストを心掛ける事で免疫力の改善にもつながるでしょう。
皆様の健やかな生活を願っております😌





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